欧州で環境違反の罰則強化の動き

イギリスでは今年7月1日から、環境違反に関する罰則規定が強化されます。

廃棄物の違法投棄や廃水中の化学物質による水域の汚染など、大気、土壌、水への違法な環境汚染については、重い罰則が科されることになっています。

企業の売上規模等に応じ、また違反内容に応じた罰金が改定され、イングランドとウェールズでは、最大10倍の罰金になることになっています。

また、18歳以上の個人が環境汚染を引き起こした場合にも適用され、違反に応じた罰則が規定されてます。

現在イタリアでも、罰則強化に向けた法案が可決される見通しといわれており、欧州での環境法令の違反に関して金銭的な罰則規定が大きくなる方向のようです。