中国:電子機器製造業界に新たな大気汚染・水質汚染物質の基準案

中国では、環境規制等の厳格化が続いていますが、10月初旬、電気製品・セミコンダクターなどを製造するエレクトロ業界向けの大気・水質汚染物質の基準案が公表されました。

有害化学物質を使用する施設における安全技術者の登録が義務付けられる規制案もだされており、主要都市では、9月からその運搬に関して登録車両を使用することも義務づけられています。

施設運営に関する安全管理は、環境法上だけでなく、融資の審査基準にも反映されるといった通知もだされており、環境規制・安全管理について、企業経営上の重要な問題として位置づけることが求められています。