今後の米国環境政策

先週のセミナーでは、海外の環境規制だけでなく、環境ビジネスのトレンドについても御紹介し、来賓特別講演も頂き、参加者の皆様からたいへん良いご反応を頂くことができました。

海外拠点でのフェーズⅠ調査発注時の留意点や環境ビジネスのトレンドやキーワード、海外大手企業の環境目標については皆様ご関心があったようです。

また久保教授から、米国大統領選挙のこれまでの動向に関する背景や候補者の環境政策、両党支持層の環境問題への関心についてご解説頂いた内容は、テレビや新聞で伺うことができない貴重な情報で、たいへん勉強になりました。

データによると温暖化対策は両党支持者の最も大きな相違の一つであり、昨年公表された米国のClean Power Planは2月に最高裁判所から一時停止通知が出されましたが、現状では、大統領選挙の結果に関わらず、米国世論の動向をみるとなかなか厳しい状況ではないかと推察されます。

今回の皆様からのアンケート等を踏まえて、来年度のセミナーについては改めてご案内させて頂きます。