セミナー:インド環境規制

9月に化学工業日報社が主催されるセミナーで、インドの環境規制について講演させて頂きます。

インドは環境法の整備や改訂が毎年進んでいますが、その背景として産業化による環境汚染の深刻化が指摘されています。

先般、アジア不動産学会で台湾に行った際に、たまたまTaipei Timesが、ガンジス川の最大の支流であるヤムナ川の汚染問題を一面を割いて取り上げていました。有害化学物質等による産業排水が大量に流れており、安全な状態でなくなっているようです。

現在、ガンジス川への違法排水に対して罰則強化をする法案が出されていますが、様々なレベルで裁判等も行われているようです。

一方、3月には、環境規制(クリアランス)を遵守できない企業に対して、期限の延期などの措置を講じており、規制の厳格化と確実な執行には課題も指摘されています。

どこの国や地域でもそのような時期がありますが、インドも急速な産業化に、環境管理や規制が追いついていない状況のようです。

インドの環境規制情報はまだ日本では少ないようですが、環境法制度全般としては、水、大気、廃棄物等があり、9月のセミナーではインド環境規制全体について紹介させて頂きます。

東京、大阪の2か所で開催致します。

9月26日(火):東京

9月28日(木):大阪

詳細及びお申し込みは、こちらから。