シェールガス開発の飲用水源への影響:米国環境保護庁の評価報告書ドラフト

シェールガス開発の環境への影響のうち、特に飲用水源への影響について2011年から開始されていた米国環境保護庁(US EPA)の調査結果素案が6月に公表されました。 続きを読む

カナダも危険物輸送車両の規制強化

アメリカに続き、カナダでも危険物の鉄道輸送に関する規制強化がされることになりました。

原油や発火性の高い液体などの輸送を行う鉄道車両について新たな区分を設けて、規制するため、順次新たな規制に沿った車両が導入されることになりそうです。 続きを読む

シェールガスの新規制公表とその反応

先週アメリカ内務省から、内務省の管轄する土地等におけるシェールガス開発への新たな規制が公表されました。過去数年間にわたり議論され、規制案には約150万のパブリックコメントが寄せられ、各業界からも注目が高かった規制ですが、90日後から施行される予定となっています。 続きを読む

2015年のESGに関する5つのトレンド(海外レポート)

ESGリサーチ大手のMSCIから2015年のESGトレンド・レポートが公表されました。
詳細は本文をご参照頂ければと思いますが、以下5つのトレンドとして示されています。 続きを読む

アメリカの温暖化対策法案の行方

昨夜、ワシントンDCのシンクタンクで、アメリカの環境保護庁(EPA)長官の講演がありました。Web公開されており、日本にいながら生の講演が聴けるのはとても便利です。

6月に提案されたClean Power Planと呼ばれる発電所の温暖化対策をはじめ、現在、アメリカの気候変動政策が大きな転換期にあるとして、米国での温暖化対策の必要性・重要性について力説していました。

いくつか興味深い内容を紹介します。 続きを読む

ガス制度学会シンポジウム≪2014年3月≫の配信:シェールガス開発と環境リスク

3月下旬に講演させて頂いたガス制度学会のシンポジウムの講演「シェールガスの成長と環境リスク」がユーチューブで配信になりましたので、ご関心がある方はご笑覧ください。

学会発表は15分と短い時間でアメリカの内容が中心でしたが、今年に入り欧州のシェールガス開発のリスク管理に関する推奨ルールや議論が活発になっています。2014年1月下旬に公表された推奨事項では、環境影響評価などの必要最低限の原則が記載されています。EU各国は今後6か月で本推奨事項を採択するかを報告し、来年から各国の概要がEU全体で取りまとめられ、その後、本取組が適切かどうかを評価するという手続きになっています。

EUでも今後2-3年でシェールガス開発に関するルールが制度化、明確化される方向になりそうです。

資源生産性革命に向けた21世紀のビジネスモデル

21世紀の成長企業として、マッキンゼーから資源生産性を高める12のビジネスについてレポートが公表されました。
従来型の企業の経営改善や効率化では、平均して年間2%しか成長が見込めない中、革新的な技術やサービスを組み合わせて、大幅な資源効率化をめざすことが今後の企業の成長モデルであるとして紹介されています。
日本企業としてはコマツ社のGPS搭載の建設機器のリースについて紹介されていました。 続きを読む

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