グローバル化するサプライチェーンと環境保険のトレンド

大手保険会社Marshが出した2013年の環境保険のトレンド・TOP10のうち、No1にサプライチェーンの環境事故による操業停止などをカバーする保険に関心が高まっているという記載がありました。先般のバングラディッシュの事故だけでなく、サプライチェーンが世界各地に広がるとともに、環境面も含めた様々なリスクを想定し、事前の予防だけでなく、いざというときの状況に事前に対応するための検討を始めているということでしょう。

http://usa.marsh.com/Portals/9/Documents/PropCasualty360articleJan2013.pdf

数年前から課題になっていたMold(カビ)に関しても、不動産関連などから懸念が増えているとのこと。

多くの企業では、環境リスクの管理は社内で対応するというケースが多いかと思いますが、海外では環境保険は徐々に金額やカバー範囲が、購入検討できる範囲に広がっているようで、一定のリスクを外部に移転するという意味で活用が広がっていく傾向のようです。

 

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