海外各国の環境労働安全法制度動向

今年度から海外各国の土壌汚染関連法制度の改正動向について毎月アップデート情報をお届けしていますが、アジア、南米など新たに法制化が進む地域だけでなく、北米、欧州でも法制度の改正等が続いています。

環境法の中には、有害物質や有害廃棄物の規制が含まれますが、最近、関連する制度としてこれらの物質や廃棄物等の輸送や移動、その運搬者や運転者に関する労働安全衛生の規制強化も北米や南米で増えているようです。

また、関連する労働安全規制の更新や変更も変更されています。外資系企業やエネルギー関連の企業ではHealth, Safety and EnvironmentというHSE部門として環境と労働安全を同じ部門で管轄している場合も多いですが、日本では環境と人事とで管轄が分かれている場合も多いでしょう。海外拠点の環境管理においては、各部門の連携も必要になりそうです。

6月9日の海外環境セミナーは、マレーシア、インドネシア、アメリカ、中国です。アイ・エス・ソリューションの山内様から中国の土壌・地下水浄化に関する最新動向や事例もお話し頂きますので、有用な情報を得て頂けると思います。

冒頭の毎月アップデートを含む年間サービスについて御関心がある方は、サービスをご覧頂くことも可能ですのでお気軽にお知らせください。