アジア:労働安全衛生関連の法令強化の動き

昨年のベトナムにおける労働安全衛生法の改正は本ブログでもお知らせしましたが、アジア各国で、労働環境や安全衛生に関する法令強化の動きがでています。

タイでは昨年、有害物質を使用する職場での濃度や物質の保管状況を当局に報告することを義務づける法令が施工されましたが、今年から中国北京市では、労働安全衛生の法令順守状況に応じた企業の格付けが始まるようです。

中国は、国の法制化に先立ち、北京市などで先行して条例とするケースがみられるため、今後の法制化に向けた動きとしても留意が必要かと思われます。