アメリカ環境ビジネス研究会

環境新聞に「海外環境法政策とビジネス」の連載をさせて頂き1年になりました。

まだ2か月ありますが、今年はアメリカの環境ビジネス業界の方々と会う機会が多く、あらためてアメリカの環境ビジネスには、すごい!と感じるものが多かったので、「アメリカ環境ビジネス研究会」を開催することに致しました。

環境保全に対する共通の真摯な目的がありつつも、手続きや管理にとらわれず、「こうなったら便利」「こうしたら早くてラクそう」「それなら安心」というサービスやソリューションがでてきている感じです(もちろん、少々テクニカルなソリューションもありますが)。

アメリカから普及した環境ビジネスは意外に多く、排出権取引、環境保険、フェーズ1環境調査、湿地のバンキング制など、環境対策の新たな仕組みがあります。特にITや金融との組み合わせは非常に進んでいて、新しい技術の採用にも積極的です。

再生可能エネルギーの活用も大手企業や地方自治体、大学などで採用が進んでおり、今年環境省からアワードを受賞したアップル社も、リサイクルだけでなく、事業に必要な電力を100%再生可能エネルギーから調達しています。ちなみにアップルの環境部門の最高責任者は、元環境保護庁(EPA)長官のリサ・ジャクソンさんです。こうした人事も日本ではあまり見られないですね。

研究会の参加にご関心のある方は、info@finev.co.jp までご連絡ください。皆様とよりよい環境ビジネスをつくっていけることを楽しみにしています。