欧州:2030年にごみ最終処分場ゼロの世界へ

欧州委員会が7月初めに公表したリサイクル社会に向けた提案で、2030年までに一般廃棄物を70%を削減し、実質的に最終処分場をゼロにする目標を打ち出しました。

同時に2030年までに資源効率生産性を30%高めることをめざし、市場原理の活用、インセンティブ、情報交換、自主的取り組みの推進などを進め、使用済みの資源をうまくリサイクルしていく社会を構築することを目指しています。 続きを読む

明日(7月23日)のEDDセミナー

明日の午後、一般社団法人EDD認証推進協議会で、セミナーを開催いたします。

テーマは、「加速する環境測定分析データの電子的利活用」
(計量証明書の電子認証とEDDポータルの運用)で、

経済産業省 計量行政室長の三浦様からの来賓ご挨拶や

電子認証を行うJIPDECの常務理事:小林様から電子契約元年と言われる今年(2014年)の電子認証に関する最新動向のお話もあります。

先週末にはまだ少し席があるということでしたので、ご関心がある方は以下から、お申し込みください。

http://www.jedac.jp/contents/seminar.html

 

 

欧州の土壌指令取り下げの理由

5月下旬に欧州委員会は、2006年から提案されていた欧州域内に共通する土壌保全に関する指令(Soil Framework Directive)を取り下げる決定をしました。

土壌を自然資源として体系的に保全しようという方針は採用している一方で、土壌汚染に関してすでに各国で法制度が進んでいることから、イギリス、ドイツ、オランダなど土壌汚染の規制が進んでいる国が強く反対したようです。 続きを読む