金融庁:「ガバナンス・コード(案)」の公表

12月12日に、金融庁から企業のコーポレート・ガバナンスに関する原則として「コーポレートガバナンス・コード(案)」が公表されました。1月下旬までパブリックコメント期間となっています。

今年2月に公表された、投資家向けの「スチュワードシップ・コード」に続き、持続的な成長に向け、日本の上場企業等を中心とした企業統治の原則を示したもので、これまで示されてこなかったいくつかの考え方が紹介されています。 続きを読む

海外環境セミナー≪中国の土壌汚染調査対策≫開催報告

一昨日の海外環境セミナー≪中国の土壌汚染調査対策の最新動向≫は、おかげさまで大変好評に終了させて頂くことができました。

御遠方からのご参加頂いた皆様も含め、年末のお忙しい時期にいらして頂き、重ねて御礼申し上げます。

次回以降、継続的に開催致しますので、ご案内をご希望の方はこちらから「セミナー案内希望」としてご登録頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

中国:産業施設の土壌汚染調査・浄化ガイドライン(試行版)公表

中国の土壌汚染については色々な手続き等の公表が進んでいます。

今年2月に公表されたガイドラインは以前のブログでも紹介していますが、その追加等を含め、産業施設の土壌汚染調査から浄化までの手続き等がまとめられた「産業施設の土壌汚染調査・浄化のガイドライン(試行版)」が12月1日に発行され、先週末に公表されました。全130ページを超える内容です。 続きを読む

中国の環境汚染賠償責任保険のリスト公表

中国で環境汚染賠償責任保険が義務付けられるようになることは以前のブログでご紹介しましたが、

先週、中国で重金属や有害物質を取り扱う企業のうち、環境汚染賠償責任保険の対象となる企業リスト約5000社が公表されました。

対象となる企業には日系企業も含まれています。

弊社で開催する12月17日のセミナーでは、本件については詳細は取扱いませんが、今年5月に公表された産業施設等の移転に関する環境調査等の義務付けの通知を紹介していきます。10月末には浄化技術ガイドライン等も発行され、先週は、新たにガイドライン発行のニュースもありましたので、できるだけ最新情報をご紹介したいと思っています。

 

 

シンガポールの2015年サステナビリティ・ビジョン

シンガポール政府は、今後サステナビリティビジョンの達成に向けて今後5年間に15億シンガポールドル(約1400億円)の投資をすると発表しました。

もともとシンガポールは、2030年まで国内の建物の80%をグリーン化する目標を掲げるなど、環境配慮に向けた明確なメッセージを発信していましたが、この11月初旬に公表した2015年のサステナビリティ・ビジョンは、大手企業のサステナビリティ・レポートのように、国の目標や実績がビジュアルと共に網羅的に示されており、大変見やすいメッセージになっています。

建物の80%をグリーン化すること以外に、目標の例として以下のようなものが挙げられています。 続きを読む